家族、親戚、そして…いっぱいだ〜

家族とチャットプージャ記念写真
よく質問されるのは、「インド人と結婚して大変じゃない?」ということ。
確かに、大変な事もあったし、辛い事もあった。ひとり部屋でシクシク泣いていたりもしたな〜。
しかも、その大半の理由は夫婦間の問題ではなく、家族親族間の文化の違いが問題だから、何ともどうしたらよいものか???と、最初は悩んだりもした。
インド人との結婚の1番の難関は親族付き合いだと思う。インド人は、家族親族とのつながりが日本人よりも深い。いや、深過ぎだ!
必ず中にはクセのある人もいるし、もともと口出し大好きなインド人なので、親戚の中にも、この手の人が絶対いる。
そんな、波を立てる親族に対して、目上ならば従って見せていたりする。
インド人は自己アピールが得意なのに不思議だなぁ、みんな黙って、うん、うん、聞いている。これも敬意なのか…
でも、全然スルーで流しているよね。それが分かる表情をしている、嘘つけない人々。
そんなクセあり親戚でも、会う事なければ気にしないけど、何かと家族間の祈りや祭り、結婚式があり、年に何度も会う事ばかり。
その理由は兄弟姉妹が多いこと。私の夫も6人兄弟姉妹で、この時代では当たり前の事だ。
これだけ家族が多いと子供も多い、そして従兄弟も多い、と言う事は親戚も多い。その上、義兄弟姉妹の結婚相手も家族になるので、その家族も、もちろん親戚になると言う訳だ。
この歳で親族関係ではおばあちゃんになってしまう場合がよくある。
「いやー!おばあちゃんなんて呼ばないで〜!」
て、叫んで焦っているのは私くらい。周りは、当たり前じゃん!よくあることだよ。て、雰囲気。
私の5歳の娘も、従姉妹に子供が生まれたので、2歳の時に叔母になってしまった…
「弥栄、プラナーム(敬意の挨拶 。目上の人の足先を触り、その手を自分の額に持ってくる)をしなさい。」と、義姉に言われる。
初対面の場合、インド人は見た目より老けている場合がよくあるし、夫は末っ子なので、とりあえずプラナームをする。だけど、たまに相手が年下の場合もあって逆に焦られる。
「この方達は?」
「私の夫の一番上の兄のお嫁さんと、息子と嫁よ。」
おー、とっても長い自己紹介だわ!息子と嫁は焦るはずだ!だって、私は関係上叔母になるからね。でも、どう見ても私より年上に見えるけど…苦笑
逆に私がプラナームされる。その上、プラナームしている相手の頭に手をかざして、「クシュ ラホー(幸せにね〜)」と言って祝福しなければいけない。
私はこれが未だに苦手なんです(^_^;) なんか変な感じだ。
いや〜、本当にインド人って、
カラフルです!
おもしろい!
という感じで、親戚ばかり増えていくインド人との結婚。
まだまだ増え続けるだろうね〜。