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真の愛の深さとは…タージマハールとアグラー城日帰りツアー


タージマハルとは、インドとインド人の誇り

インドといえば[タージマハル]インドに来たなら絶対に訪れる観光スポットですよね。インドに興味のない方でも、名前だけは聞いたことがあったり、写真を見て知っている方も多いと思います。それだけ世界的に有名なタージマハルには毎年世界中からの観光客が後を耐えません。世界中の人を魅了し続けるタージマハルはインドとインド人の[誇り]ではないでしょうか。

タージマハルの深い悲しい愛のお話

最盛期であったムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンとその愛妃ムムターズ。ハーレムに美女が多くいたにも関わらず、終生彼女ひとりを深く愛し、14人もの子供を授かりました。遠征にも愛妃を伴っており、14番目の子供を身ごもっていた時も彼女は夫の遠征につき従っていました。

しかし、遠征中に出産後、産褥病のため38歳にして世を去ってしまいました。皇帝の深い悲しみは生涯晴れることが無かったと言います。

その後、[世界の王]だった皇帝もただ愛妃をしのび、墓廟の建設のみに没頭しました。世界中から一流の建築士や宝石を集め、約22年間かけて完成させました。それがタージマハルです。

それからしばらくして皇帝が重病に倒れると4人の息子が帝位をめぐり争いました。皇帝はヒンドゥー教やバラモン教にも理解がある第1皇子に帝位を継がせようと考えましたが、それは敬虔なイスラム教徒であった第3皇子には許しがたい事でした。そして争いの結果、第3皇子が勝利して帝位につき、シャー・ジャハーンはアーグラー城内に幽閉されてしまいました。

彼は亡くなるまでの間、部屋からタージマハルを眺めて過ごすことになったのです。彼はタージマハルの対岸に黒大理石で自分自身の廟の建設を構想していましたが、計画は幻に終わってしまいました。彼の遺体はタージマハルに運ばれて、妻の脇にひっそりと眠っています。対称性を重視した建物だけに、これに反した墓の並びは息子が父を憎んでいた証のように思えます。

タージマハールの魅力

左右対称の美しいプロポーションとすべてが白亜の大理石で作られているタージマハルは、まるで天国に来たかのような錯覚を受けてしまいます。

大楼門から美しいオアシスのような庭園や水路を挟み眺めるタージマハルの完璧なまでの美しさ、すべてのバランスが取れた建築法やデザインに神秘をも感じられます。

シャー・ジャハーンとムムターズのロマンスも人々を惹きつけたのだと思います。ふたりの深い愛の証であるタージマハル、その思いはたくさんの場所で感じられます。

皇妃に仕える侍女の意味を持つ4つの尖塔は、全体のバランスと主役の墓廟を際立たせているのみでなく、地震などの際には墓廟に倒れないように意図的に斜めに建てられているといいます。

その他、庭園は噴水の水圧や自然冷房の工夫、昔は花実を付けた木々が植えられており、楽園を意味していたそうです。また、イスラム教徒の聖地としての意義を持たせたかったために、今なお残るモスクや集会場、馬置き場や市場の名残は巡礼者のためのものだったそうです。

視感と心感の両方で感じられる美は、今後も人々を魅了することでしょう!

世界遺産であるタージマハル、皆さんも現地に行って、自分だけの美しいタージマハルを見つけてみてください。

 

ツアー内容

早朝、デリーから専用車でアーグラーへ移動(約4時間)

到着後、タージマハル、アーグラー城観光

夕方、アーグラーから専用車でデリーヘ戻ります。

*ご希望の方には、オプションで民族衣装(サリー、クルター)のレンタルも可能です。

料金:ご希望の方はお問い合わせください

【含まれているもの】

専用車代、日本語ガイド代、昼食代

【含まれていないもの】

入場料、昼食以外の飲食代

 

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